🤣宮城知事選、まさかの接戦と低投票率の波紋

宮城県知事選(2025年10月26日)は、現職の村井嘉浩氏が6選を果たしました。得票は村井氏34万0190票、和田政宗氏32万4375票。わずか1万5000票ほどの接戦でした。深夜に判明した結果に、現地では安堵と驚きの声が入り混じったようです。

注目された投票率は46.5%と過去最低を更新。前回から約10ポイント下がりました。要因はいくつか考えられます。

まず、現職の安定感が強く、新しい争点が見えにくかったこと。次に、若者の政治離れと関心の低下。さらに、終盤の保守陣営の足並みの乱れも一因かもしれません。

若年層では和田氏への支持が目立ちましたが、投票率自体が伸びず、勢いを実際の票に結びつけられなかった印象です。参政党の神谷宗幣代表が終盤に高市総理への批判的発言をしたことも、保守層の温度を下げた可能性があります。

SNSでは、不正選挙だ!などという投稿が相次いでいますが、10ポイント下げるような不正選挙は、かなり大胆で無理があるように思えます。

若い人の投票率が低かった理由が、神谷代表の発言であった可能性はあると考えています。別の投稿で詳しく掘り下げますが、神谷代表は高市総理の所信表明にガッカリされたかもしれませんが、神谷代表の高市批判にガッカリされた方も一定数いるのではないでしょうか?

いずれにしても、今回の選挙は「県政の継続か刷新か」だけでなく、「有権者の関心をどう取り戻すか」を問う選挙だったように思います。結果は出ましたが、次につながる課題も多く残された印象です。

タイトルとURLをコピーしました