年度内予算が通過しなかったことで、高市総理への批判が出ています。一部メディアは「成立断念」「初めてのつまずき」などと、まるで鬼の首を取ったかのように“失政”として報じています。ただ、この予算は4月11日には自然成立することが前提だった話です。こうした報じ方は、正直なところ茶番に見えてしまいます。
また、解散総選挙を理由にした批判もありますが、この「圧勝」という結果があったからこそ、トランプ大統領との交渉でも対等に話ができる土台が生まれたわけです。もしこれが少数与党のままだったら、外交の場でどれだけ弱い立場になっていたかは想像に難くありません。
こうした報道の背景には、「予算が遅れた=失敗」という分かりやすい構図が批判として広がりやすい事情があります。予算は生活に直結するため、短期的には影響が見えやすい。しかし、選挙で得た圧倒的な基盤が外交や政策に与える影響は、すぐには見えにくい。この“見えやすさ”の差が、そのまま評価の差になっているようにも感じます。
年初のベネゼエラ侵攻を受けて、高市総理は解散を決意したとの見方もあります。トランプ大統領がさらに大きな紛争を仕掛けることを予見していたのか、あるいは何らかの情報を得ていた可能性も考えられます。選挙で圧勝したことで、野党が妨害しても最終的にすべての法案を通すことができる政権基盤は整いました。これは外交において極めて大きなポイントです。
ここまでを踏まえると、それでもなお「予算が遅れたからダメだ」とだけ評価するのは、少し視野が狭いのではないでしょうか。本当に見るべきなのは、その先で何を実現するのかです。みなさんは、この判断をどう見ますか?
