🤣時事:GDP改定値+2.2%!牽引したのは万博とSwitch2?持続性なき成長の真相

こんにちは。2025年の日本経済を振り返ると、春から夏にかけては「好調だ」との声が多く聞かれました。4-6月期の実質GDP改定値は前期比+0.5%、年率換算で+2.2%と上方修正されました。数字の上では元気な姿が見えるものの、生活の実感と結びつかず「本当に景気が良いのか?」と首をかしげた方も多いかもしれません。

その押し上げ要因は何か?実は、ゲーム機や万博といった一時的な出来事、そして秋以降に控える関税や政変の影響も重なっています。果たして今後、私たちの暮らしや市場にどんな波紋を広げるのでしょうか。喜ぶべきなのか、それとも備えを固めるべきなのか。一緒に考えてみませんか。

😂 GDP改定値が示した意外な強さ

9月8日、内閣府が発表した2025年4-6月期の実質GDP改定値は、前期比+0.5%、年率換算で+2.2%となりました。速報値の+1.0%から大幅な上方修正で、市場を驚かせましたね。5四半期連続のプラス成長となれば、日本経済もようやく軌道に乗ったのか…そんな期待が膨らみます。

主因は個人消費と在庫の積み増し。猛暑で外食や宅配需要が増え、賃上げで財布の紐も少し緩みました。さらにパソコンや家電の買い替え需要、観光復活も後押ししました。とはいえ、在庫の増加が押し上げ要因という点は、長く続く力強さを保証するものではありません。どう思いますか?数字の明るさの裏に、少し頼りなさを感じませんか。

😍 Switch 2が消費をけん引?

もう一つ見逃せないのが、6月5日に発売されたNintendo Switch 2。世界で瞬く間に580万台を売り上げ、ゲームソフトやアクセサリーも飛ぶように売れました。家計調査では、ゲーム関連支出が前年比で二桁増。個人消費全体の上振れのうち、2〜3割がSwitch2関連などという話もあります。

みなさんも思い出しませんか?初代Switchが登場した2017年の熱狂を。あの時も、娯楽の力が経済統計を押し上げました。今回も同じ構図です。ただし、熱は長続きするのでしょうか。新しいポケモンや人気シリーズの登場次第で、このブームが一時の花火で終わるのか、それとも秋以降も家計を支えるのかが決まります。

🤪 万博が呼び込むインバウンド効果

大阪・関西万博も忘れてはいけません。4月13日から半年間開催されており、円安も相まって外国人観光客が押し寄せました。宿泊、飲食、小売…観光地は大賑わいでしたね。個人消費の上振れのうち、1割近くは万博関連だったと推計されています。とはいえ、これも一過性のイベント。

政府はGDPを0.5〜1%押し上げると試算していますが、終了後には「反動減」という言葉が待っています。10月以降、観光客の波が引いた後の静けさをどう乗り越えるか。私たちの懐や気分にまで影響しそうです。みなさんはどう感じますか?

🤔 日米関税という重たい雲

ところが、ここで暗い影が差し込みます。トランプ政権による日米の相互関税。8月1日から発動された15%関税は、自動車や部品を中心に輸出を冷やし込んでいます。実際、対米輸出は1割以上減る見込みで、GDPを0.3〜0.6ポイント押し下げると予測されています。

交渉で24%から15%に下がったとはいえ、それでも高止まり。日本の稼ぎ頭である自動車産業にとっては大きな痛手です。これが7-9月期にどう響くのか。経済研究所は通年の成長率を0.6〜0.9%へ下方修正しています。数字だけを見れば冷たいですが、その裏には働く人々の雇用や給料、地域経済があります。どうやって乗り越えるべきでしょうね。

😵 石破首相辞任と新政権の思惑

9月上旬、石破茂首相が辞任しました。選挙大敗の責任を問われた格好ですが、ここまで追い込まれなければ退陣しないことが大きな空白となりました。新政権が財政緊縮から転換し、景気を下支えすると期待が株高に繋がっています。

たとえば、消費税やガソリンの減税が実現すれば、家計消費をわずかに押し上げる効果が期待できます。名目GDPの伸びも追い風になるかもしれません。ただし、政権交代に伴う混乱で政策実行が遅れるリスクも残ります。

😱 石破ショック以上の可能性

10月4日に行われる総裁選の結果次第では、緊縮志向の首相が誕生する可能性もあり、その場合は株高に映し出されている期待が一気に失望へと転じかねません。総裁選の行方によっては日経平均が大きく揺れることも十分考えられます。

現在の株高は石破首相の退陣と新政権への期待が支えている側面が強く、もし期待が裏切られれば急落も覚悟すべきでしょう。昨年の“石破ショック”を超える波乱が起きても不思議ではありません。

😫 好調から一転、マイナス成長の予感

こうして振り返ると、4-6月期の+2.2%という明るい数字の裏には、一過性の消費やイベントの影響が色濃く出ていることが分かります。7-9月期は、万博の反動と関税の影響で、マイナス成長に転じる公算が大きいのです。年率換算で-1%前後の落ち込みも視野に入っています。通年では0.6〜0.9%の低成長。

もし来年以降も構造的な賃上げや貿易外交の改善が進まなければ、日本経済は停滞を抜け出せないかもしれません。Switchや万博に頼るだけでは、長い道のりは歩けません。足元を固める政策が問われています。

😥 一時的なイベントによるGDPの押し上げ

2025年の日本経済は、ゲーム機や万博の華やかなイベントに一時的に押し上げられましたが、関税や政変の影がすぐ背後に迫っています。明るい数字に浮かれてよいのか、それとも冷静に備えるべきか。答えは一つではありません。

短期の数字で一喜一憂せず、長期の視点でポートフォリオを整えていきましょう。とくに目前には自民党総裁選という大きな節目があります。結果次第で、株価や為替の方向感、関税交渉のスタンス、対米、対中関係は変わり得ます。

😍 この局面で首相に相応しい人

積極財政で経済成長を狙う候補者もいれば、岸田前首相、石破首相を凌ぐ散財外交をするような可能性がある人も総裁選候補にいます。過度な期待や失望に振られず、複数シナリオを前提に備えておきたいところです。

世界では地政学リスクが高止まりし、米国では取引型(ディール)外交の色彩が濃くなっています。厳しい環境で舵取りできる首相と、現実的な政策運営に期待したいですね。

みなさんは、この局面をどう見ますか。新政権に期待しますか、それとも関税リスクを重く見ますか。次のGDP速報で、また一緒に確かめましょう。

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