2026年11月4日
今夜のアメリカ市場では、ISM非製造業景況指数が発表されます。ADP雇用統計に続く重要指標であり、米国経済の強さを判断する材料として注目されています。
特に今回は、米国の中間選挙後にドルが軟調となっている市場環境もあり、経済指標の結果がドルやゴールドに与える影響に注目です。

🇺🇸 10月 ISM非製造業景況指数
概要: アメリカのサービス業を対象に、企業活動や新規受注、雇用などの状況を調査する景況感指数です。50を上回れば基本的に拡大、50を下回れば縮小を意味します。
発表日時: 2026年11月5日(木)00:00 日本時間
前回値: 54.9
市場予想: 54.8

📈 予想を上回る場合
サービス業の活動が市場予想以上に活発であることを示します。米国経済の底堅さが意識され、FRBの利下げ観測が後退する可能性があります。米国金利の上昇を通じてドル高要因となり、ゴールドには下押し圧力がかかる可能性があります。
📉 予想を下回る場合
サービス業の勢いが弱まっていると判断され、米国景気への警戒が強まる可能性があります。利下げ観測が強まり、米国金利の低下やドル安につながれば、ゴールドには追い風となる可能性があります。

➡️ 予想どおりの場合
54.8付近なら、市場予想との比較では大きなサプライズになりにくいでしょう。ただし、内訳が重要です。特に雇用指数と仕入れ価格指数に注目します。
雇用が強ければ労働市場の底堅さが意識され、仕入れ価格が高ければインフレ圧力への警戒につながります。

📝 おさらいと今後
今回のポイントは、アメリカのサービス業が引き続き拡大しているのか、そして物価上昇圧力が残っているのかという点です。
総合指数だけでなく、雇用と仕入れ価格の内訳も確認しましょう。
翌5日には日銀金融政策決定会合の議事要旨も公表されます。ドルだけでなく、ドル円やゴールドの動きにも注目です。
