13日のアジア市場は、半導体株の下げが目立ちました。
もう1つの注目は、日本銀行が発表した9月の企業物価指数(企業どうしで取引するモノの値段の動き)です。
中国CXMTの新型メモリー発表で、アジアの半導体株が急落
中国のメモリーメーカーCXMTが、新型DRAM(データを一時的に記憶する半導体)の設計で進展があったと発表しました。量産で安定して作れるかは、まだ確認されていません。それでも競争激化への警戒が広がり、韓国のKOSPI(韓国の代表的な株価指数)は終値で約5.5%安の6,035.34、日経平均は約1.8%安の67,777.52円でした。

↑ 上昇要因 ↑ サムスン電子が8日、7〜9月期の営業利益が過去最高の107.4兆ウォンになる見通し(速報)を示しました。業績の強さは株価を支えやすいためです。
↓ 下落要因 ↓ 競争激化とAI投資への不安です。メモリーの供給が増えれば価格が下がり、利益が減るとの見方があるためです。

9月の企業物価は6.8%上昇、伸びは鈍化したが高水準
日銀が13日に発表した9月の国内企業物価指数は、前年同月比6.8%上昇でした。民間予想の7.6%を下回りましたが、高い水準です。円ベースの輸入物価は24.5%上昇しました。

↑ 上昇要因 ↑ 輸入物価の高止まりです。輸入品のコストが上がると、国内の物価にも波及しやすいためです。
↓ 下落要因 ↓ コメ価格の下落と政府補助金の増額です。これらが伸びを抑えたと報じられています。

まとめ
次の注目は、米CPI(消費者物価指数。物価の上がり方を示す)の9月分です。日本時間14日21時30分に発表されます。
物価の伸び鈍化は日銀が利上げを急がない材料になる可能性がありますが、輸入価格の高止まりは警戒材料です。見通しは方向感の出にくい展開(choppy)です。
免責:Trade AI Forecast は公開情報とその市場への影響の見方を整理したものであり、投資助言ではありません。価格の動きを保証するものでもありません。

