自動売買のトレード履歴をもとに、AIがパフォーマンスを分析・採点してくれるプロンプトを公開します。
このプロンプトを使えば、下記のような可視化+AI評価レポートが自動生成できます:
✅ 何勝何敗だったか?
✅ 勝率やリスクリワードは優れているか?
✅ 最大ドローダウンはどれくらい?
✅ 「大勝ち or コツコツ型」などの傾向は?
✅ AIによるジャッジメントと改善提案も!
プロンプトとは?
プロンプトとは、生成AIに対して出力の方向性や内容を指示するための命令文です。事前にしっかりと構成されたプロンプトを用意しておくことで、狙った通りの分析結果やグラフを効率よく得ることができます。
🎯対象者
- 自動売買ツールを開発している方
- シグナル検証を効率化したい方
- FXトレードの実力を客観的に把握したい方
- MT4/MT5のバックテストを評価したい方
🔧分析に必要なデータ(CSV)
AIジャッジメントで使用する2つのCSVファイルを用意するだけでOKです。
✨自動分析プロンプトの内容
以下のような手順で、自動売買の成績を視覚的かつ定量的に分析します。
【Step 1:統計要約】
それぞれの内容を数値化してもらいます。
- トレード期間(開始〜終了)
- 総トレード数、総損益(円)
- 勝ちトレード数・損益、負けトレード数・損失
- 勝率(%)
- プロフィットファクター(PF = 総利益 / 総損失)
- 平均リスクリワード(平均勝ち / 平均負け)
- 平均損益(総損益 ÷ トレード数)
- 平均pips(価格差 × 100)※1lot=100,000通貨で換算
- 最大ドローダウン(円および%)
【Step 2:5種類のグラフ表示】
以下のグラフを出力します。
- Cumulative Profit:累積損益の推移
- Trade-wise Profit:各トレードの損益バー
- Profit Distribution:損益の分布(KDE付き)
- Win/Loss Category Breakdown:大勝・小勝・小負・大負の4分類円グラフ
- Max Drawdown per Trade:トレードごとの含み損推移
【Step 3:AIジャッジメント(3観点の採点)】
以下の3つの観点ごとにA〜Cで評価し、それぞれにコメントを添えて回答してもらいます。
- 勝率安定性(例:バラつきが少なく安定しているか)
- ボラティリティ対応力(例:急変動でもDDが抑えられているか)
- リスク管理(例:損失コントロール・ロットサイズの妥当性)
【Step 4:課題と改善提案】
分析結果を踏まえた課題と、それに対する具体的な改善ポイントを3点提示してもらいます。
✅実行結果イメージ(一部)
📣あなたのEAやシグナルツールは本当に勝てるのか?
このAIジャッジメントでチェックしてみませんか?
ワンクリックFX検証withAI、ワンクリックFXトレーニングMAXを使えば、簡単にAIによるトレード分析を行うことが出来ます。
📋プロンプト全文
以下のプロンプトを、ChatGPTなどの生成AIに貼り付けてください。CSVファイルを添えて実行すれば、AIによる分析レポートとグラフが画面に表示されます。
あなたはFX自動売買の分析アシスタントです。
以下のCSVデータ(トレード履歴およびチャートデータ)を基に、HTML形式の分析レポートを作成してください。
レポートは1ファイルにまとめ、以下の構成に従って出力してください。
【入力データ】
history.csv:トレード履歴(日時、価格、損益、売買、ロットなど)
bars.csv:時系列チャートデータ(OHLCV)
【出力形式:HTMLレポート】
HTML構造は <html><head><meta charset="UTF-8">〜</head><body>〜</body></html> を含める
グラフはPNG形式で出力し、base64でHTMLに直接埋め込む
フォントは日本語対応、横幅100%・スマホ閲覧にも対応するCSSを記述(簡易でよい)
日本語は文字化けしないようUTF-8で記述
【Step 1:統計要約】
以下の内容をテキスト(項目:値)で記載:
- トレード期間(開始〜終了)
- 総トレード数、総損益(円)
- 勝ちトレード数・損益、負けトレード数・損失
- 勝率(%)
- プロフィットファクター(総利益 / 総損失)
- 平均リスクリワード(平均勝ち / 平均負け)
- 平均損益(総損益 ÷ トレード数)
- 平均pips(価格差 × 100。1lot=100,000通貨で換算)
- 最大ドローダウン(円および%)
【Step 2:グラフ+コメント】
以下5種類のグラフを生成し、base64でHTMLに埋め込むこと。グラフ内のテキスト(タイトルや軸ラベルなど)は英数字のみ(日本語禁止)としてください。各グラフの直後に日本語の簡潔な分析コメントを付記すること:
Cumulative Profit(累積損益折れ線グラフ)
Trade-wise Profit(各トレードの損益バーグラフ)
Profit Distribution(損益のヒストグラム+KDE)
Win/Loss Breakdown(大勝・小勝・小負・大負の円グラフ)
Max Drawdown per Trade(最大ドローダウンバーグラフ)
【Step 3:AIジャッジメント】
以下の3つの観点ごとにA-Cで評価し、それぞれにコメントを添えてください:
- 勝率安定性
- ボラティリティ対応力
- リスク管理
そのうえで、総合評価(A-C)と、まとめコメントを提示してください。
【Step 4:課題と改善提案】
分析結果を元に、次のフォーマットで課題を3点記載:
課題(簡潔な見出し)
内容(分析に基づく問題点)
改善案(具体的な手法やアプローチ)
【出力方法】
レポート全体を1つのHTMLファイルとして保存可能にする
AIジャッジメントは、あなたの自動売買戦略を客観的に見直す強力なツールです。今後も分析テンプレートや活用事例を随時ご紹介していきますので、ぜひ引き続きご活用ください。