同一の通貨ペアで複数のポジションを別々に管理する方法です。
少々強引なようにも見えますが、制御の方法としては、マジックナンバーで分かるMT4/5の標準的な機能で行います。
例えば以下の画像のようにUSDJPYのチャートを3つ開き、左から順番にマジックナンバーを101、102、103と別々にしました。
それぞれリスク%を0.2%、0.3%、0.5%の合計1%となるように分けています。
左は、TP/SLの幅が狭く、どちらに進んでもすぐに決済されます。右に行くにつれてボリュームが多くなり、TP/SLの幅も広がるようなポジションとなっています。
それぞれで、サーバー注文を行うこともでき、損益も別々となり、それぞれがの設定が干渉することもありません。
画像では同一通貨ペアで全て1時間足となっていますが、実際の運用では別時間足で表示する方が自然かと思います。
欠点としては、合計損益が表示されず、一括決済もできません。
その問題を解消するためには、全体管理用にもう一つチャートを開いて、マジックナンバー0(ゼロ)で全体を管理するようにしてみます。
左から、5分足、15分足、1時間足、日足で、一番右が合計用のマジックナンバー0となります。
MT4/5の標準機能のポジションとオーダーのラインは消した方が見やすいかと思います。
コンパクトモードにすることでボタン面積が多すぎるということも気にならなくなります。
一つの方法として、参考にしていただければと思います。
なお、複数起動ですので、負荷が高くなる可能性があります。ご注意ください。