
MetaTrader 5(MT5)では、7月下旬にAI機能を含む非常に大規模なバージョンアップが実施されました。
このアップデートは、今後のトレードツールの使い方を大きく変える可能性を持つ重要な内容であり、今後あらためて詳しくご紹介する予定です。
一方で、大規模アップデート直後ということもあり、一部環境では動作が不安定になるケースが報告されています。
現在確認されている状況
現在、世界中のユーザーから以下のような報告が確認されています。
- CPU使用率が異常に高くなる
- MT5全体の動作が重くなる
- インジケーターの処理が極端に遅くなる
- VPS環境で動作が不安定になる
MetaQuotes社もその後、安定性向上を目的とした修正版を短期間で複数回リリースしています。
バージョンがバラバラなのは正常です
現在、環境によって
- Build 6060
- Build 6061
- Build 6063
- Build 6070
- Build 6090
など、異なるバージョンになっている場合があります。
MT5はライブアップデート方式のため、PCやブローカー、再起動のタイミングによって更新されるビルド番号が異なります。
リリースの流れ
7月23日 Build 6060:
AI Assistant(MCP)対応、MetaEditorの強化など、大規模な機能追加を実施。
Build 6061・6063:
6060で確認された不具合を修正。
7月31日 Build 6090:
MetaQuotes社は「プラットフォーム全体のコードを包括的に分析・監査し、安定性・信頼性・パフォーマンスを向上させるため、多数の内部改善を実施」と発表しています。
対応方法
このような現象は、過去の大型アップデート(Build5572系など)でも発生しており、その都度修正版が提供されています。

まずは、ご利用中のMT5が最新バージョンになっているかをご確認ください。
確認方法
メニュー
[ヘルプ] → [アップデート確認] → [最新リリースバージョンをチェック]

その後、更新がある場合は最新版へアップデートしてください。
ただし、最新版へ更新しても、すべての環境で改善するとは限りません。今回のような大規模アップデートでは、環境によって予期しない問題が発生する場合があります。更新後も症状が改善しない場合は、お気軽にお問い合わせください。
最後に
今回のアップデートは、単なる機能追加ではありません。
AI Assistant(MCP)の導入により、今後のMT5やトレードツールの活用方法を大きく変える可能性を持つ、ここ数年でも最大級のアップデートと言えます。
その反面、大規模な変更であるため、一時的に不具合や性能面の問題が発生している環境もあるようです。
現在MetaQuotes社でも継続して修正版が公開されていますので、まずは落ち着いて最新版へ更新していただき、状況をご確認ください。
今後、MT5 AI(MCP)機能については、実際にどのようなことができるのかも含めて、詳しくご紹介する予定です。

