リスク%と損切ラインでエントリーする方法

リスク%と損切ライン(SLライン)でエントリーするを方法です。

指定した損切ラインを事前に設定し、そのラインまで損失が出た場合のリスク%を設定することで、損失の上限を設定し、リスクをコントロール手法です。

リスク管理を理解されているトレードであれば、一般的な手法であり、ワンクリックFXを使うことでリスク%を自動計算しますので、簡単に実践できます。リスク管理の基本的なエントリー方法ですので、ご活用ください。

エントリー手順

  1. TP/SLラインの表示ボタンを押す
  2. リスク%をご希望の%に設定する
  3. 損切りライン(SLライン)を設定する
  4. エントリーボタンを押す。

エントリーができましたら、利確ライン(TPライン)をご希望のリスクリワードに設定するなど、調整をしてください。

リスクリワードは、エントリーポイントとSLラインから算出されますので、エントリーポイントが確定した後(約定した後)に正確な値となります。そのため、エントリー前におおよそで設定し、注文が約定しましたら、調整を行って下さい。

指値注文の場合も同様に注文が約定しましたら、リスクリワードの調整を行って下さい。表示されているリスクリワード(RR)は現在価格で算出したRRとなります。

リスクリワードはある程度は目視で設定してください。実際のトレードでは、価格の変動とスプレッド、スリップなどの要因により、エントリー後に数値が変化している場合がありますので、調整してください。

損切りラインをどこにするべきか?

ストップをどこに置くか?という表現もありますが、相澤先生は、意味のあるストップを設定しなさいと言っています。

前述の例では、直近の安値を損切ラインにしています。他には、移動平均線VWAPサポートライン、一番近いところでは、前足の安値などという手法もあります。

意味のあるストップとは、単に10pipsというようなことでは無いということだと思います。どこが正解ということもありませんが、ボラリティなども考慮して、位置を設定して下さい。

SLラインの調整

想定通りに相場好転している場合には、損切ラインの見直しが必要となります。

以下の画像では、直近の安値を損切ラインとしてエントリーしたところ、価格が上昇しました。TPラインに近づいたので、ポジションを50%決済し、利益を確保し、残ポジションのSLラインをブレイクイーブンラインよりも上に設定し、損失が出ないようにしています。

強気で攻めるなら、追加でポジションを持つことも考えられます。損切ラインを上げることで、損失1%に余裕ができますので、その分をエントリーするという方法もあります。

上記の画像では、損切ラインを上げた後の値が、SL:+0.65%+Add-1.6%となっていますので、仮にSLラインまで、値下がりしてもと0.65%のプラスで決済されます。マイナスになることはありません。

+add-1.6%とありますので、リスク%が1%で設定していますので、追加で、1.6%のリスクを追加することができます。つまり、現在のSLラインが損失1%になるように再計算され、そのリスクに必要はロット数を自動計算しエントリーできます。

すでに50%決済で利益は確定していますので、残ポジションが損失にならないように注意し、積極的に利益を狙いに行くなども良いかも知れません。

しかし、この先暴落した場合は、全決済しておけば良かったということになりますので、決済戦略の面白いところでもあります。少なくとも一定の利益は確定していて、残ポジションも現在の設定で、損失がでることはありませんので、安心して、トレードを続けることができるでしょう。

これはあくまで一例ですが、様々な決済戦略がありますので、練習ツールやデモ口座お試しいただければと思います。

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